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保険金等の適切なお支払いについて

2011年12月16日

本日、金融庁より、当協会宛に、各社の保険金等の支払漏れ等に係る件数・金額についての集約及び公表、募集文書に関するガイドラインの見直しなど、各社の保険金等の支払いに関する態勢の更なる充実のための取組みを推進するとともに、業界の取組みについて広く周知することに関する要請文書が発出されております。

保険金等の適切なお支払いに向けましては、各社が、査定時のチェック体制整備やお支払後の自主的な事後検証等の再発防止策の更なる充実に努めてきたことに加え、当協会としても、各社がより一層の業務改善を進めていくためのサポートを目的に、業界自主ガイドラインの作成・見直しや、好取組事例の共有化、「生命保険支払専門士試験」の創設等の職員教育の充実、お客さまからの相談等への対応体制の強化等を実施して参りました。また、診断書の誤読や読み落とし等、診断書に起因する支払漏れが多く発生していたことを踏まえ、診断書の機械印字化ソフトの病院への普及を促進し、保険金等のお支払いに関するインフラ整備にも取組んで参りました。(これまでの当協会の取組みの詳細は、こちら をご参照下さい。)

当協会としては、本日の要請の趣旨を踏まえ、各社に対し、自主的な業務改善の継続と保険金等の追加支払に関する情報の公表を促すとともに、保険募集に係る当協会の自主ガイドラインを見直す方向で、各社の取組みを促して参ります。

引き続き、各社がお客さまの視点に立ち、保険金等のお支払いという生命保険会社として最も重要な責務を全うできるよう取組んで参ります。

なお、保険金等の適切なお支払いには、お客さまからのご連絡が重要な情報となります。保険金等の支払事由が生じた場合はもちろんのこと、支払可能性があると思われる場合や、ご不明な点がある場合等についても、ご加入の生命保険会社までご連絡頂きたくお願い申し上げます。

以 上

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