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国際会計基準審議会の公開草案「保険契約」に対する意見書提出について

2013年10月25日

社団法人生命保険協会(会長:佐藤義雄 住友生命保険 社長)は、国際会計基準審議会(International Accounting Standards Board: IASB)より公表された公開草案「保険契約」(2010年公表の公開草案「保険契約」の改訂、以下「改訂ED」という)に対して、10月25日付で意見書を提出しました。

IASBは、1997年より保険契約プロジェクトにおいて、保険の国際会計基準の策定に向けた検討を行っており、2010年7月には公開草案「保険契約」(以下「ED」という)を公表しました。EDに対する関係者から寄せられた意見等を踏まえて、IASBはEDの提案内容について幾つかの変更をすることを決定し、本年6月に標記改訂EDを公表し意見募集が行われていました。

当協会では、EDに対して、一時点の評価による保険負債の変動を純損益に表示することは生命保険業の特性を反映しないということを大きな課題と認識しておりましたが、標記改訂EDでは、割引率変動の影響のその他の包括利益(OCI)への表示や、将来キャッシュ・フローの見積り変動の影響の契約上のサービス・マージンによる調整等の提案を含んでおり、課題に対しての改善が図られていると考えています。

一方で、標記改訂EDには、以下の点において更なる見直しが必要と考えることから、意見書を提出しました。

  • 将来キャッシュ・フローの見積り変動の一部が契約上のサービス・マージンによる調整の対象外となっていることの適切性
  • 一部のキャッシュ・フローを分解して測定することの複雑性
  • 包括利益計算書の表示の理解可能性
  • 経過措置の実務困難性や比較・検証可能性
  • 保険負債変動の取扱いに関する生命保険会社の財政状態表示の忠実性

意見書の詳細につきましては、下記の意見書をご参照ください。

※意見書はPDFファイルでご提供しています。

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