アニメーション「生命保子の未来の授業」を活用した中学校での授業例

  • ・2021年度から新しい学習指導要領に基づき、中学校社会科公民的分野で社会保障制度の充実・安定化の意義を学ぶ際には、貯蓄や民間の保険などにも触れ、自助、共助および公助の適切な組み合わせについて留意し、学習することとされています。

  • ・社会保障制度の仕組みや、保険による自助の重要性について解説するアニメーション「生命保子の未来の授業」は、生徒が実感をもって理解できる副教材として中学校の授業等でも活用いただけるよう制作しております。

  • ・この度、開智日本橋中学校、光英VERITAS中学校、慶應義塾普通部の3校にてProject Based Learning(課題解決型学習)の手法を用いて授業を実施しておりますので、ご紹介いたします。

授業にて使用したツール

授業概要

授業の目的

「人生100年時代、変化する社会の中でよりよい人生を送るためには?」という問いに対する思考を深めるディスカッションを通して、公助・共助とバランスよく組み合わせた自助で備えることの大切さを学ぶ。

授業における学習内容

  • ・導入:「社会的背景を知ろう」
    (ニュース写真を見ながら、環境・社会・経済の各視点から将来に亘って世界を取り巻く課題等を認識)

  • ・ディスカッション1:
    20~30代、40~50代、60代以降の各年代での夢を描く

  • ・ディスカッション2:
    各年代で夢を妨げるリスクを挙げ、重要度・緊急度の二軸で分析

  • ・ディスカッション3:
    各年代での夢とリスクに対し、自助・共助・公助のバランスよい備えの割合を考える

  • ・グループ発表(特に3について)

授業の様子

光英VERITAS中学校でのモデル授業の様子

光英VERITAS中学校でのモデル授業の様子

慶應義塾普通部でのモデル授業の様子

慶應義塾普通部でのモデル授業の様子

生徒の感想

・生命保子のアニメーションが面白く、意外と知らないことも多くて勉強になった。

・お金に関係する話を上手くアニメーションに溶け込ませていて面白かった。

・国が色々な仕組みを整えていることを知ることができた。

・共助と公助、自助はバランスよく備えることが大切だとわかった。

・投資の知識や保険、社会保障制度について、もっと深く学んでみたいと思った。

・アニメのゲーム形式で人生のリスクや保険についての知識を学ぶことができて良かった。

・アニメの中でSDGsなどに関して分かりやすく説明されていて、楽しく学ぶことができた。

・自分の夢がなんとなく決まっており安心していたが、授業の中で実際文字にすると、辻褄が合わなく、きちんと準備できていないという事に気づくことができた。

・将来やりたい事だけではなく、夢に伴うリスクについても同時に考える必要があるという事がわかった。

・リスクや問題があっても、保険などの備える術を知っていることで対処できることを学べた。

・人情の厚い人が面白かった。

教員の感想

「学校でお金のことをもっと教えてくれたらいいのに」と以前とある生徒が言ってきたことがありました。確かに、学校では通貨の仕組み等は学ぶことはあっても、自分自身のお金の使い方について学ぶことはなかなかありません。このワークショップでは、実務的な意味で「お金」について考えることができる良い機会なのではないかと思い、出張授業をお願いしました。

ワークショップでは、生徒が将来やりたいことを書きだした後に、それらを妨げる可能性のあるリスクについて考え、リスクに備えるためにどの様な選択肢を私たちが持ち、それらをどの様に使用できるかについて、生徒がグループワークを通して学ぶことができます。ワークショップは夢を膨らませる楽しい時間であり、社会は人が助け合うことで成り立っていることを改めて考える機会であり、「リスクはただ恐れるものではなく、向き合い上手に付き合うもの」という発見の場であります。

私は社会の授業でこのワークショップを開いてもらいましたが、家庭科の授業やキャリア教育の分野で活用することも可能かと思います!

ワークショップへの参加につきましては、卒業式も終わり、5教科中心の補習を実施している中で、外部講師を招いて何か特別授業ができないかと考えていたところ、本校校長からこのような企画があるからと提案をいただいたことがきっかけとなります。

ワークショップを通して、改めて生徒は将来のことについて考える良い機会になったと考えます。これからの長い人生で起こるであろう様々な事案に対し、そのリスクと備えを常に考えておかねばならないということを学べたのではないかと考えております。

また、中学3年の社会科(公民)の授業でも、社会保障制度を学ぶ分野があります。教科書の内容にとどまらず、今回のワークショップと上手く組み合わせることによって、より深い学びにつながるとも思います。このワークショップをご検討されている先生方には、この点をぜひ上手く活用されることをお勧めいたします。

このワークショップを通して、生徒は社会保障の仕組みと自助、民間保険についての知見を深めることができたのではないかと思います。

これからこの教材を使って授業を検討中の先生方へ、おすすめポイント:
A4 一枚のチラシを用意して配ってから、動画を宿題にすれば、参加意識が上がるかもしれません。『キーワード』が自分にとって重要だ、自分と関係がある、と思えて、その先を見てみたいと感じれば、宿題として強制しなくても、自ずと見てくれると思います。

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