生命保険乗合代理店業務品質認定マーク「代理店業務品質評価運営」ニュース(Vol.6)

更新日:2022年7月19日

Vol.4に引き続き「業務品質評価基準に関する補足説明資料(以下、補足説明資料)(※)」の一例をご案内させていただきます。今年度調査を受審する代理店さまには、評価申告シートを記載される際のご参考に、来年度以降の調査申込みをご検討の代理店さまには、業務品質評価基準達成の一助として、調査受審に向けてご準備を進めていただければ幸いです。
※補足説明資料は、業務品質評価基準の一部の設問に関して、代理店から実際に照会をいただいた設問や今後照会が想定される設問について、自社が業務品質評価基準を達成できているかをご判断いただく際にご活用していただくために作成した資料です。

業務品質評価区分 Ⅰ.顧客対応
設問

No.21
募集時に、締結しようとしている契約が自己契約あるいは特定契約に該当するか否か確認する態勢(チェックリストの活用、システム上のアラート等)を整備している

評価基準への補足 特定契約に該当するか否か確認する態勢については、チェックリストの活用やシステム上のアラート等による契約を未然に防止する対応を求めますが、自己契約に該当するか否か確認する態勢については、規程やマニュアル等に自己契約に関する禁止事項や留意事項について記載していることで達成となります。

業務品質評価区分 Ⅱ.アフターフォロー
設問

No.64
保全対応もれが発生しない態勢(保全対応状況の一覧管理および対応状況確認等)を整備している

評価基準への補足

保全対応案件について、担当者任せではなく、組織として対応もれが発生しない仕組みが確認できること、例えば次のようなルールがあり、当該ルールを実施していることを求めています。
・受付けた保全案件はすべてシステムに入力し、一覧で確認できるようになっており、対応状況を拠点長が管理・確認していること
・保全案件管理台帳を作成しており、対応状況を拠点長が管理・確認していること
・保全案件を入力したシステムに対応状況まで入力するようなっており、その状況を業務管理部門がチェックしていること
など
※保険会社に直接入る保全対応や保険会社に直接依頼するよう誘導する場合は除かれます

業務品質評価区分 Ⅲ.個人情報保護
設問

No.125
※持ち出し可能な業務用パソコンがある代理店のみ対象持ち出し可能な業務用パソコンの紛失時の個人情報漏えい対策としてパソコン立ち上げ時の機械本体へのパスワード入力以外に以下の対応を行っている(該当するもの全てに「1.はい」で回答)※本設問の達成・未達成は以下全ての回答内容から判断(全てに「1.はい」を求めるものではない)
□パソコンのハードディスクの暗号化
□リモートデータ消去(紛失時に遠隔でパソコン内のデータを削除するシステム)
□シンクライアント端末の利用(パソコン本体へのファイルの保存を禁止するシステム)
□その他

評価基準への補足

達成条件としては、いずれか1つ対応できていれば達成となります。なお、その他への記載による達成可否については個別判断します。「パソコンのハードディスクの暗号化」については、有料システムのみならず、Windows10Pro以上に標準搭載されている暗号化機能「BitLocker」でも可となります。

業務品質評価区分 Ⅳ.ガバナンス
設問

No.137
内部監査等を実施する部門に保険募集に関する法令や保険契約に関する知識等を有する人材を担当として配置している

評価基準への補足

保険募集に関する法令や保険契約に関する知識等を有する人材として、例えば当該管理部門での経験年数が1年以上やコンプライアンス関連の資格を有している等が挙げられますが、こうした内容について証跡資料の提出が困難な場合は経験年数や資格等について詳細説明欄にご記載ください。

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