生命保険乗合代理店業務品質認定マーク生命保険は目的に合った加入が大事(其の3)

みなさん、こんにちは。
「消費者向けコンテンツ」は、消費者の皆さまが、新たに生命保険に加入する場合や、加入している生命保険を見直すときなどに参考にしていただきたい情報などを、毎週ホームページで公開します。
今回は、「生命保険は目的に合った加入が大事(其の3)」です

【もくじ】

生命保険は目的に合った加入が大事(其の1)

  • 生命保険の加入目的は人それぞれ
  • 生命保険には多くの種類や商品があります

生命保険は目的に合った加入が大事(其の2)

  • 消費者の不安①

生命保険は目的に合った加入が大事(其の3)

  • 消費者の不安②

生命保険は目的に合った加入が大事(其の4)

  • お客さまのことを知ることから始める?

生命保険は目的に合った加入が大事(最終回)

  • 意向把握義務?
  • 【ご参考】意向把握や意向確認義務は、代理店業務品質評価基準で代理店に確認しています。

消費者の不安②

お客さまの中で、生命保険に関する知識が生命保険代理店や生命保険募集人並みに持っている方は、生命保険業界の方ではないかというくらい少ないと思います。
生命保険に関する知識は、生命保険代理店や生命保険募集人の方がお客さまより圧倒的に多く持っていると考えるのが普通と思います。
例えばですが、お医者さんと患者さんの関係を思い浮かべてください。
お医者さんは医学に関する知識は豊富ですので、患者さんから症状を伺って診察することで、適切な治療方針を示し、処方箋を出し、治療に向けた指示やアドバイスをしてくれます。
一方、患者さんは医学に関する知識はほとんどありません(もちろん、例外はあります)ので、お医者さんを信じ、お医者さんの言うことを守って治療すると思います。
もしも、お医者さんが患者さんの治療よりも利益を上げることを最優先に考え、患者さんに効果が少ない投薬や、治療に直接関係無い手術を勧めてきたらどうでしょうか?
患者さんは、お医者さんが治療のことを最優先に考えていると信じているので、投薬や手術の効能を疑うことは無いと思います。
(もちろん、例外はあります)商品やサービスを提供する側(お医者さん)と提供される側(患者さん)の情報量の格差のことを「情報の非対称性」と言いますが、生命保険でも同じようなことが起こりやすい環境にあります。
生命保険に関する知識が豊富な生命保険代理店や生命保険募集人が、知識が少ないお客さまに、自身の利益を最優先にし、
お客さまの加入目的に合ってない保険商品を選んで勧めたり、リスクがあることを説明しなかったらどうでしょうか?
こうならないようにするには、商品やサービスを提供する側(生命保険代理店や生命保険募集人)が提供される側(お客さま)に寄り添い、相手のことを考えることがとても重要なのです。

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次回は10月24日(月)に、「生命保険は目的に合った加入が大事(其の4)お客さまのことを知ることから始める?」をお伝えします。

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