生命保険募集人が生命保険を勧める基準は?(其の1)
みなさん、こんにちは。
「消費者向けコンテンツ」は、消費者の皆さまが、新たに生命保険に加入するときや、加入している生命保険を見直すときなどに参考にしていただきたい情報などを、毎週ホームページで公開します。
今回より新たなテーマとして、「生命保険募集人が生命保険を勧める基準は?」についてお知らせします。
お気軽に読めるように何回かに分けてお伝えしますので、よろしくお願いします。(m(_ _)m)
【もくじ】
生命保険募集人が生命保険を勧める基準は?(其の1)
- いろいろな保険商品がありますが、どういった基準で提案してくれるの?
- 専属と乗合?
生命保険募集人が生命保険を勧める基準は?(其の2)
- 情報提供義務?
- 比較推奨販売?
生命保険募集人が生命保険を勧める基準は?(其の3)
- 比較推奨販売方法①
- 比較推奨販売方法②
生命保険募集人が生命保険を勧める基準は?(最終回)
- 比較推奨販売方法は代理店次第
- 【ご参考】情報提供義務、比較推奨販売は、代理店業務品質評価基準で代理店に確認しています。
いろいろな保険商品がありますが、どういった基準で提案してくれるの?
お客さまより「生命保険商品は多数あることは分かったけど、生命保険代理店や生命保険募集人は、数多くある生命保険商品をどういった基準で提案してくれるの?」という声を聴くことがあります。
前回の、「生命保険は目的に合った加入が大事」(10月3日~31日公開分)では、生命保険代理店や生命保険募集人は、お客さまの生命保険への意向を正しく把握し、確認し、意向に合った生命保険商品をご案内することが求められていることをお伝えしました。
お客さまからすると、生命保険代理店や生命保険募集人は、取り扱うことができる商品の中からお客さまの意向や希望に合った商品を選んで勧めてくれていると思っていらっしゃることでしょう。
一方で、生命保険代理店や生命保険募集人によって、取扱生命保険会社数や取扱商品が異なる場合はありますので、お読みいただいている皆さまには、少々横道に逸れますが、生命保険代理店の違いについて、少し補足させていただきます。
専属と乗合?
「専属は理解できるが、乗合って何?」という質問をいただきそうですが、生命保険代理店の違いを説明するのに大変重要な言葉です。
生命保険代理店には大きく2つに分けることができます。ひとつが専属代理店、もう一つが乗合代理店です。
専属と乗合の違いは、取り扱っている(販売できる)生命保険会社の数です。
専属代理店は、1社の生命保険会社の商品のみを取り扱っていますので、2社以上の生命保険会社の商品を取り扱うことはできません。
例えばA生命の専属代理店であれば、A生命の商品は取り扱えますが、B生命やC生命の商品を取り扱うことはできません。
乗合代理店は、2社以上の生命保険会社の商品を取り扱うことができますが、同じ乗合代理店でも取り扱える生命保険会社数は異なります。
例えば○○代理店はA生命とB生命の2社の生命保険商品を取り扱うことができますが、●●●代理店はC生命、D生命、E生命、F生命の4社の生命保険会社の商品を取り扱うことができます。
乗合代理店が複数の生命保険会社の商品を販売できることはわかりましたが、どのような基準で提案してくれるのか、は気になりますよね。
「どのような基準で提案してくれるのか」については次回触れていきます!
ご意見ご要望などはこちらまでお寄せください
次回は11月14日(月)に、「生命保険募集人が生命保険を勧める基準は?(其の2)情報提供義務?、比較推奨販売?」をお伝えします。