保育所・放課後児童クラブを対象とした助成活動の実施について~助成金総額を増額、助成金使途に新型コロナウイルス感染症対策を追加~

2020年5月27日

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生命保険協会(会長:清水博 日本生命保険社長)は、2020年度の「子育てと仕事の両立支援に対する助成活動」(以下、「本活動」)につき、5月27日より開始いたします。

2020年度における本活動のポイントは、以下のとおりです。

助成金総額の増額 内容 総額2,500万円(2019年度比 +1,100万円)
趣旨 本活動の応募件数倍増(【3.参考資料】参照)への対応
新型コロナウイルス感染症の影響に対する支援 内容 左記感染症の影響により顕在化した、衛生設備等購入資金や事業資金等も助成金使途の対象に追加
趣旨 保育所・放課後児童クラブの持続可能性向上

政府は待機児童の解消を「待ったなしの課題」と位置づけ、様々な取り組みを展開する中、多数の女性が活躍する生命保険業界として、国家的課題である待機児童の解消へ貢献することを目的に、当会は保育所・放課後児童クラブの受け皿の拡大や質の向上の取組みに対し、2014年度より資金助成をしております。(本活動の詳細は別紙参照)

待機児童解消に向けた状況を確認しますと、保育所・放課後児童クラブの受け皿は着実に増加しているものの、女性就業率の高まりとともに、保育所の申込者数や放課後児童クラブの待機児童数は増加傾向(3.参考資料 参照)にあります。また、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大による、保育所・放課後児童クラブへの様々な影響も懸念されます。そこで、2020年度は、本活動の一層の充実を図ることといたしました。

当会では、今後も本活動などにより、子育てと仕事を両立できる環境整備や、施設を利用される皆さま、施設に勤務される皆さまの安心安全の確保に積極的に貢献してまいります。

1.助成概要

助成対象 助成金額

(総額2,500万円)
  1. (1)休日・夜間保育事業、病児・病後児保育事業、延長保育事業、一時預かり事業等に必要な設備の整備、備品の購入等に係る費用(注)
1施設当たり

上限額35万円
  1. (2)放課後児童クラブの受け皿拡大や質の向上に必要な設備の整備、備品の購入等に係る費用(注)
1施設当たり

上限額20万円

(詳細は別紙参照)

  1. (注)「新型コロナウイルス感染症対策のための衛生強化に資する設備・備品等の購入費用」および「施設経営の安定に使用する事業資金」等を含む。

2.応募要領

  • 応募方法

当会ホームページ(※)より所定の「助成申請書」をダウンロードのうえ、必要事項を記入し、正本1部・副本(コピー)1部を必須添付書類と共に下記の運営事務局まで郵便(簡易書留)で送付

  • 募集期間

2020年5月27日(水)~7月3日(金)<当日消印有効>

  • 選考結果の発表時期

2020年11月上旬(予定)

  • 運営事務局:生命保険協会「子育てと仕事の両立支援」事務局

生命保険協会「子育てと仕事の両立支援」事務局

〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル3階

【電話:03-3286-2643】

3.参考資料

(1)直近4年間の本活動応募件数の推移

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
337件 411件 656件 719件

(2)保育所:受け皿量、申込者数、待機児童数および女性就業率の推移

出典:厚生労働省ホームページ

(3)放課後児童クラブ:クラブ数、登録児童数および待機児童数の推移

出典:厚生労働省ホームページ

  • ※「募集要項」「助成申請書」等は、こちらからダウンロードできます。

「子育てと仕事の両立支援に対する助成活動」の概要