「生命保険会社における人権対応ハンドブック」の作成について

2023年2月17日

生命保険協会(会長:稲垣 精二 第一生命保険社長、以下「当会」)は、生命保険会社が事業活動において求められる人権尊重の取組みについて解説した「生命保険会社における人権対応ハンドブック」(以下「本ハンドブック」)を作成しましたのでお知らせします。

○本ハンドブックイメージ

HP:https://www.seiho.or.jp/activity/sdgs/

これまでも会員各社において人権尊重を基盤とした事業活動が行われてきましたが、近年、人権尊重に対する社会的関心が高まるなど、各社を取り巻く環境はより一層変化しています。

このなか、「『ビジネスと人権』に関する行動計画」や「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」が策定されるなど、日本政府においても具体的な取り組みが進められています。こうした状況を踏まえ、改めて日本政府のガイドラインで求められる対応や国連「ビジネスと人権に関する指導原則」等の国際スタンダード等、基礎的な事項を含め最新情報を本ハンドブックに集約・整理しています。また、生命保険会社で求められる人権尊重取り組みについて、業態に関わらず国内外で先進的に取り組まれている企業の具体例を挙げながら解説し、各社の実務担当者にとって理解しやすい内容としています。

今後とも当会は、会員各社における人権尊重の取り組みを後押しし、持続可能な社会の実 現に貢献していきます。