制度概要(介護福祉士・保育士養成給付型奨学金制度)

超高齢社会において介護人材の確保が社会的な課題となる中、当会では、「介護福祉士」の国家資格制度化を契機に、介護の専門職として期待される介護福祉士を目指して勉学に励む人のための給付型奨学金制度を1989年より実施しています。

また、社会的課題である待機児童問題の解消に向けた保育人材の育成がわが国の重点課題となる中、当会では、保育の専門職として期待される保育士を目指して勉学に励む人のための給付型奨学金制度を2017年度より実施しています。

1.制度の概要

  1. (1)対象

    当会指定の専門学校・短期大学等の介護福祉士・保育士養成施設に在籍する学科最終学年の学生

  2. (2)募集方法

    全国各地に所在する指定校の学校長による推薦に基づき、当会の選考委員会にて決定

  3. (3)奨学金の額

    年間24万円(月額2万円)

  4. (4)支給期間

    1年間

2.制度の特色

決定した奨学生に返還義務のない給付型奨学金を支給するだけでなく、全国各地に展開する地方協会(54協会)で、給付決定通知書授与式や卒業記念品授与式を開催するなど、それぞれの地域の奨学生、学校関係者と折にふれ交流を行っています。

3.奨学金・奨学生数の推移

年度 総額 奨学生数 奨学生数 ※参考
累計奨学生数
介護福祉士 保育士
2017年度 5,664万円 236名 169名 67名 4,799名
2018年度 5,784万円 241名 160名 81名 5,107名
2019年度 5,712万円 238名 151名 87名 5,345名
2020年度 6,960万円 290名 184名 106名 5,635名
2021年度 6,936万円 289名 178名 111名 5,922名
2022年度 7,032万円 293名 177名 116名 6,215名
2023年度 6,840万円 285名 169名 116名 6,500名
2024年度 6,864万円 286名 170名 116名 6,786名