提言書「超高齢社会への対応-認知症に起因する課題の解決に向けて-」

2021年4月16日

生命保険協会(会長:根岸秋男 明治安田生命保険社長)は、提言書「超高齢社会への対応-認知症に起因する課題の解決に向けて-」を取りまとめましたのでお知らせします。

超高齢社会の進展が続く中、近年では、認知症への対応が社会課題の一つとなっています。生命保険業界においても、認知症を保障する保険商品や、それに付随した認知症の予防等に向けたサービスを提供するなど、各社が創意・工夫を凝らしているところです。

認知症に関する課題は今後ますます顕在化してくると考えられ、その課題解決に向けては、様々な主体が協力し合い取り組むことが重要となります。そこで本提言書では、生命保険業界における認知症に起因する課題を整理するとともに、その解決に向け、生命保険業界の対応、お客さまとご家族の間で備えることが望ましい点および、政府に対して期待することについて取りまとめました。

人生100年時代という超高齢社会の到来を踏まえ、ご高齢のお客さまに提供するサービス内容を高度化させ、安心して契約を継続いただける環境を整備していくことは、お客さまの人生に寄り添いつつ長期の保障等を提供する生命保険業界にとって極めて重要な課題と認識しています。当会は今後ともこうした取組みを通じて、超高齢社会に関する課題の解決に貢献していきます。