保険監督者国際機構(IAIS)2023年年次総会の日本開催について
2022年3月28日
一般社団法人 生命保険協会
会長 高田 幸徳
今般、保険監督者国際機構(IAIS:International Association of Insurance Supervisors)の年次総会を2023年11月に日本で開催することが決定したことに関し、歓迎の意を表すとともに、金融庁をはじめとする政府関係者の皆様の招致に係るご尽力に心より敬意を表します。
現在、世界の保険業界・金融業界を巡っては、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の影響と対応に加え、気候変動リスク、デジタルトランスフォーメーション、サイバーリスク、プロテクションギャップ、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンへの対応等、社会と経済が大きく変容し複雑化する中で、議論すべき多くの課題やテーマがあります。そのような中、世界各国の保険監督当局者・保険会社の方々を日本にお招きして闊達な議論の場を提供することは、社会的にも、我が国のプレゼンスを示す意味でも大変意義深いことと考えます。
生命保険協会は2019年6月、保険に関する国際的な議論の場として、我が国がG20議長国として開催した大阪サミットに関連し、日本国政府、国際保険協会連盟(GFIA:Global Federation of Insurance Associations)、日本損害保険協会の支援とご助力の下、東京において保険フォーラム2019(Insurance Forum Japan 2019)を開催いたしました。当会は、こうした国際的な取り組みを更に推進・深化させていく上でも、日本で開催される2023年のIAIS年次総会に関し、関係組織・団体等との協力・連携の下で、最大限の支援と協力をしてまいります。
足下ではいまだ新型コロナウィルスの感染拡大により、対面での会合開催が困難な状況が続いております。こうした状況が収束し、世界各国から多くの関係者をお迎えできる環境を一日も早く取り戻せることを切に願っております。
以 上
- ニュースリリース・
統計資料・刊行物 - ニュースリリース
- 統計資料
- 刊行物・エッセイ集
- 協会からのお知らせ
- 公的年金制度(老齢年金制度)
- 生命保険の引受・支払実務における遺伝情報の取扱いについて
- 新型コロナウイルス感染症を巡る生命保険業界の取組みについて
- 保険金等の適切なお支払い
- 災害救助法適用地域の特別お取扱いについて
- 生命保険料控除制度について
- 年金二重課税について
- 保険法の改正
- 銀行等による保険募集について
- 診断書の機械印字化ソフト認定
- 市場リスクを有する保険商品への加入における留意事項
- 消費者信用団体生命保険
- 特殊詐欺(振り込め詐欺等)にご注意
- 生命保険の基礎知識
- FATCA(外国口座税務コンプライアンス法)
- 非居住者に係る金融口座情報の自動的交換のための報告制度
- 番号制度を通じた生命保険事業におけるICTの利活用について
- マイナンバー制度に関して
- 保険代理店の皆さまへ
- 人生100年時代における生命保険業界の役割に係る報告書
- 生命保険協会「ビジネスコンテスト発表会」を開催