スチュワードシップ活動ワーキング・グループ参加会社による協働エンゲージメントの実施

2022年12月9日

生命保険協会(会長:稲垣精二 第一生命保険社長 以下、「当会」)は、この度、スチュワードシップ活動ワーキング・グループ(以下、「同WG」)における、協働エンゲージメントの実施について決定しましたのでお知らせします。

本取り組みは、2017年度より継続的に実施しています。今年度については、昨年度と同様「株主還元の充実」、「ESG情報の開示充実」、「気候変動の情報開示充実」の3テーマを継続し、上場企業151社(延べ156社)を対象に実施します。

「気候変動の情報開示充実」のテーマについては、昨年度に続き、温室効果ガス排出量上位約50社を送付対象としつつ、①気候変動に伴う経営上のリスクと機会の定量・定性分析と開示、②2050年ネットゼロに向けた温室効果ガス排出量削減のロードマップの策定・開示を促します。なお既に開示済の企業に対しても、①については定期的な分析の見直しや高度化、②については必要に応じて開示の充実、をお願いしていきます。

対象企業に対しては、同WGに参加する生命保険会社11社の連名で、課題意識を伝える書簡を送付します。加えて、対象企業との対話等を通じて、課題意識を具体的に説明することで、協働エンゲージメントの実効性向上を図っていきます。

スチュワードシップ活動WG

当会では、今後とも株式市場の活性化と持続可能な社会の実現に貢献すべく、活動していきます。

以 上