生命保険会社の資産運用を通じた「株式市場の活性化」と「持続可能な社会の実現」に向けた取組について

2019年4月19日

2019年4月19日

生命保険協会(会長:稲垣 精二 第一生命保険 社長)は、株主・投資家の立場から、企業価値向上に向けた取り組みについて、1974年度より45年間に亘り継続的に調査を行っております。

2018年度は、生命保険協会創立110周年を記念し、これまでの生命保険会社の資産運用が果たしてきた社会的役割や生命保険協会の提言活動を振り返るとともに、当年度の各社における活動内容や、企業および投資家の意識や取り組み等に関するアンケート調査に基づく提言をとりまとめた報告書を作成いたしました。

提言内容 提言先
株主還元の
充実
 ① 中長期的な株主還元拡大(配当性向30%以上)企業
 ② 資本コストを踏まえたROEの目標設定と水準向上企業
コーポレート
ガバナンスの向上
 ③ 社外取締役に期待する役割・実績についての情報開示充実企業
対話の高度化
 ④ 中長期的な投資戦略についての情報開示・対話充実企業
 ⑤ 経営トップの対話への参加・経営陣における対話内容共有企業
 ⑥ 株主総会議案の説明充実企業
 ⑦ 議決権行使プロセスの透明性向上投資家
ESG取組
の促進
 ⑧ 統合報告書等を通じたESG取組の情報開示充実企業
 ⑨ ESG取組の中期経営計画への組込企業
 ⑩ ESG課題解決に向けた中長期視点での対話推進投資家
 ⑪ ESG投融資方針の策定等の態勢整備投資家
 ⑫ 省庁横断的なESG取組促進策の打出し政府
 ⑬ グリーンボンド等の発行促進に向けた支援策政府
 ⑭ 気候変動関連の情報開示の理解促進に向けた政策的後押し政府

本調査結果につきましては、アンケートにご協力いただいた企業、機関投資家及び東証一部上場の全企業に送付いたします。

<報告書>

統合版PDFPDF

1.生命保険会社の資産運用を通じた「株式市場の活性化」と「持続可能な社会の実現」に向けた取組について

提言レポートPDF

提言レポート(英語版)PDF

2.企業価値向上に向けた取り組みに関するアンケート

企業向けアンケート集計結果PDF

投資家向けアンケート集計結果PDF

企業・投資家の結果比較PDF

以 上